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武田薬品のエンタイビオ(炎症性腸疾患治療薬)の売上は2025年度に1兆円超が見込まれ、米国特許延命(2032年以前のバイオ後続品参入は困難)で当面の崖を回避した。対するアステラス製薬は主力のイクスタンジ(前立腺がん)が2027年に特許切れと米国IRA(インフレ抑制法)による価格圧力という「二重の崖」に直面。後継品「ベオーザ」の売上予測も下方修正され、日本製薬第3位の地位が揺らいでいる。一方、第一三共のADC(抗体薬物複合体)エンハーツは急成長で業界勢力図を塗り替えている。